未来情報局23724号「当組合の インボイス 対応 について」

 7月の和名は「文月」。七夕の夜に、書物を開いて夜の冷たい空気にさらし、書の上達を祈る風習があったことから「文披月」と呼ばれるようになり、「文月」となったという説があります。

雨は作物の成長にとって大切ですが、七夕の夜を穏やかに過ごせるように「ちょうどよく」降ってほしいと強く思います。

■インボイス制度とは

令和5年10月1日から、消費税の仕入税額控除の方式としてインボイス制度が開始されます。適格請求書(インボイス)を発行できるのは、「適格請求書発行事業者」に限られ、この「適格請求書発行事業者」になるためには、登録申請書を提出し、登録を受ける必要があります。

インボイス制度導入後は、一定の要件を満たした適格請求書(インボイス)を売り手が買い手に発行し、双方が適格請求書を保存することで、消費税の仕入税額控除が適用されるようになります。

つまり、適格請求書がなければ仕入税額控除は適用されません。

■適格請求書の記載項目

適格請求書には以下の記載項目が必要です。

①適格請求書発行事業者の氏名または名称および登録番号

②取引年月日

③取引内容(軽減税率の対象品目である旨も記載)

④税率ごとに区分して合計した対価の額および適用税率

⑤税率ごとに区分した消費税額等

⑥書類の交付を受ける事業者の氏名または名称

■ETCカードのインボイス対応

現時点で高速道路会社から、ETCクレジットカードで支払った場合の適格簡易請求書の交付はETC利用照会サービスにおいて電子での発行となると発表されています。これはクレジットカード会社が発行した請求書は適格請求書ではないため、別途、ETC利用照会サービスで利用証明書を発行する必要があるということを意味しています。

しかし、当組合のような協同組合をご利用の組合員様の場合も同様の対応となるのか、正式な方針が発表されておりません。そのため現在、当組合から国税庁へ要望をあげております。

また、当組合には2種類のETCカード(ETCコーポレートカード・ETC法人カード[ETC Nカードを含む])がありますが、それぞれインボイスの対応が異なる可能性があります。利用料金の取り扱いが異なるからです。

明確な対応をお伝え出来ず申し訳ございません。私どものような他の協同組合も同じように情報が錯綜または不足しているため対応に苦慮している状況です。インボイス対応に際して組合員の皆様へご負担がかからないよう組合として情報収集を図り、対策を講じる所存です。なるべく早い時期に当組合の対応をお知らせいたしますので、今しばらくお待ちくださいますよう、よろしくお願い申し上げます。

※引用:国税庁インボイス制度公表サイトhttps://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/zeimokubetsu/shohi/keigenzeiritsu/invoice.html

※引用:NEXCO西日本適格請求書等保存方式(インボイス制度)開始に伴う高速道路のご利用についてhttps://corp.w-nexco.co.jp/newly/r4/1227/

なに?なぜ?素朴な疑問

質問 「ガソリン価格は今後値上がりしますか?」 

教えてください。2023年の秋頃からガソリン価格が値上がりすると言われていますが、本当ですか? 

回答 

2023年のガソリン価格については値上がりする可能性があるとされています。 

要因は複合的に関わっていますが、その中の1つが「ガソリン補助金」の終了です。経済産業省はガソリン小売価格の急騰を抑制するため石油元売り会社などに支給している補助金を9月末で終了することを発表しました。10月1日から補助金がなくなるため、実質的にガソリン代が値上がりする見通しとなっています。経済産業省は10月以降も補助を続けるかどうかは原油価格の動向も踏まえ柔軟に対応していくとしていますが、不透明な状況です。 

2023年は2022年以上に物価の上昇が懸念されます。具体的には加工食品の3798品目が最も多く、冷凍食品や小麦製品のほか水産缶詰、水産練り製品での値上げも予想されています。さらに、2023年4月までに「7152品目」が値上げされています。 

このような中、当組合は組合員様のコスト削減のサポートをさせていただいております。ガソリンカードの取扱いもしておりますので、お困りの方は早めにご相談いただけましたら幸いです。 

※引用:日本経済新聞 https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA268FP0W3A520C2000000/ 

PAGE TOP