未来情報局23821号「カードの保管で注意することは?」

 8月と聞いて思い浮かべるのは、お盆休み、里帰り、スイカ割り、そうめん、花火。 

祖母の家で畳の上に横になって風鈴の音を聞きながら昼寝をし、夕方になってお墓参りに行く。次の日はお昼ご飯にそうめんを食べて、スイカ割りをして、夜は花火。そんな思い出があります。 

しかし、今は台風も追加されるかもしれません。本来、台風は9月、仲秋の季語ですが、近年の気候変動で大型台風が7月や8月に日本へ接近・上陸することが多くなりました。 

重大な被害をもたらす台風ですが、実は自然にとっても私たち人にとっても大切な役割をもっています。強い風が海をかき混ぜて海水温を下げ、海の生物に適した環境を保っています。 また、水不足を解消したり、河川の浄化や植物の種を運んだりする役割もあります。 

台風が本来の役割を果たせるよう、小さな事でもいいので環境のために私たち自身の生活を見直すことが必要かもしれません。 


なに?なぜ?素朴な疑問

質問 「ETCカードの保管で注意することは?」

教えてください。ETCカードを保管するうえで注意することは何ですか? 

回答 

カードの敵は熱・水・油です。 

気温が高い日が続く季節はETCカードの読み取りエラーに関する問い合わせが増えます。原因として次のケースが考えられます。 

① ICチップ(金色の部分)に水滴や油膜が付着することによる読み取りエラー 

この場合、カード自体の破損ではありませんので、汚れを拭き取れば通常通り使用できる場合があります。破損を疑う前にまずは柔らかい布(メガネ拭き)などでICチップ(金色の部分)を優しく拭いてください。 

② 熱による破損

ETCカードは精密機械です。一般的なクレジットカードと同様に、高温環境での保管を想定して作られていません。カード内に埋め込まれている「ICチップ」部分は特に熱に弱く、動作保証温度は45度から50度前後とされています。そのため夏での保管はカードの変形や故障につながる可能性があります。 

③ ETCカードではなく車載器のトラブル

いくつかの車載器に挿入してみてカードが反応すれば車載器に問題がある可能性があります。どの車載器でもカードが反応しなければカードの破損の可能性があります。 

再発行の際はETCカード再発行申込書(破損)をご提出ください。 

ETCコーポレートカードをご利用の場合、車両不一致防止のためETCカードを車載器に挿入した状態にされている方がいらっしゃるかと思います。今年の夏は連日猛暑が続きますので、状況に応じてカードの保管場所を変更されることをおすすめします。 

ご不明な点がありましたら、お手元のETCカードを発行しております組合事務局までお問合せください

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