道路緊急ダイヤル#9910
高速道路では、一般道と比べて速度を上げて走行することが多いため、車両トラブルが起きると、周囲の車両を巻き込んだ大規模な事故が発生する可能性があります。車両が事故・故障によって本線上で走行不能になった際の基本的な対処法について、高速道路の管理会社は次のように呼びかけています。
- 後続車に知らせてください。ハザードランプを点灯 ➡ 発炎筒を着火 ➡ 三角停止板などを設置
- 安全な場所へ避難。運転者・同乗者も全員、自車より後方のガードレールなどの防護柵より外側の安全な場所へすみやかに避難をしてください。
- 交通管制室に通報。関係車両が到着するまで自分で修理などは行わないようにしてください。
通報の方法
- 高速道路上に一定間隔で設置されている非常電話を用いる方法
- 道路緊急ダイヤル#9910にダイヤルする方法
通報時に伝えるべき情報
- 車両の故障の場合 : ①発生場所 ②故障内容 ③名前 ④車種 ⑤ナンバー ⑥停止場所
- 事故の場合 : ①発生場所 ②けが人の有無 ③事故の内容 ④名前 ⑤車種 ⑥ナンバー ⑦停止場所
- 落下物の場合 : ①発生場所 ②落下物の種類 ③落下している車線
高速道路では落下物に注意!
高速道路上で起きるトラブルのなかには、道路上の落下物と衝突して起きる事故もあります。
落下物が発生する要因として挙げられるのは「積荷の不十分な固定」です。出発前はもちろん、長距離を移動する際はロープの緩みなど、サービスエリア・パーキングエリアで再確認をする必要があります。
落下物事故を避けるには
一般的な安全運転を心がけることが重要です。
- 制限速度を守り、スピードは控えめに
- 運転に集中してわき見をしない
#9910は落下物の通報を24時間体制で受け付けています。後続車両に危険を及ぼすと思われる場合は、サービスエリア・パーキングエリアなど安全な場所に停車してから通報するか、同乗者に依頼して通報してください。
ETCや交通にまつわる素朴な疑問や最近の情報について、ガイド見習いの「ガイドちゃん」が、情報屋の「ETC
ぼうや」に“ちょっと聞いてみる”コーナーです!
今年の1月4日から軽自動車も車検証の電子化が始まったね!
でも車検証の電子化って具体時にどう変わるのかな??
昨年から始まった普通車に続いて、今年からは軽自動車の車検証電子化も始まったね♪
今回の軽自動車の車検証電子化で変わることは主に3 つあるよ!
まず1 つ目!車検証のサイズ・仕様の変化
今までの車検証はA4 サイズの紙だったんだけど、電子車検証はA6 の厚紙にIC タグが付いた大きさに変わるよ。A6 は文庫本と同じサイズだから、大きさとしては比較的コンパクトになるんだよ。
次の2 つ目は、専用アプリで車検証情報が閲覧可能
国交省が配信している「車検証閲覧アプリ」が利用できるようになるよ。このアプリは、パソコンやスマートフォンから車検証記載情報をいつでも閲覧できるんだ!あとリコール情報や二次元コードの情報なんかも確認できてとっても便利だよ。
3つ目は、一部手続きでの陸運支局への出頭が不要
これまでは車検の更新や記載情報の変更のたびに陸運支局に出頭して、新たな車検証を受け取る必要があったんだよね…
でも、一部の情報をIC タグに格納することで車検証本体の変更が要らなくなるから、継続検査や変更登録などの一部手続きでの陸運支局への出頭はしなくていいことになったんだ。
専用アプリで車検証の情報を確認できるのは嬉しいね !
車検時間も短縮されるし、とっても便利だね !