未来情報局23420号 「アルコールが体から抜ける時間は?」 

「アルコールが体から抜ける時間は?」

 季節ならではの食べ物と言われて、何を思い浮かべますか?

たとえば大根。大根は冬の季語ですが、年中お店で売られています。イチゴ。屋外の畑で栽培されるイチゴの収穫時期は4~6月頃ですが、これも年中お店で売られています。

では、魚はどうでしょうか。魚介類は地域によって収穫できる種類が違いますし、今は物流の進化で日本中だけではなく世界の魚介類をいただくことができます。

う~ん。もう季節ならではの食べ物はないのかと思ったら、ありました。山菜です。

たとえばタケノコ。タケノコの刺身は採れたてでなければいけません。山菜の天ぷらも春ならではです。タラの芽(左のイラスト)なんかは、今となってはとても貴重な食材となりました。

年中いただけるのはありがたいことですが、季節のものをその季節にいただくことは忘れないようにしたいですね。


なに?なぜ?素朴な疑問

「アルコールが体から抜ける時間は?」

教えてください。4月になると歓迎会や親睦会といった飲み会があります。私はクルマで通勤しているので、翌日に残ったお酒が気になります。そもそもお酒って何時間くらいで体から抜けるんですか?

回答

どのくらいでお酒が抜けるのかを知る前に「お酒の1単位」というものを知る必要があります。 

お酒の1単位とは 

アルコール摂取量の基準とされるお酒の1単位とは、純アルコールに換算すると20gになります。純アルコール量の計算式は次の通りです。 

お酒の量ml×(アルコール度数%÷100)×0.8 

この計算式をもとに1単位をアルコール飲料に換算しました。 

◎ビール[アルコール度数5度]:中びん1本(500ml) 

◎缶チューハイ[アルコール度数5度]:ロング缶1本(500ml) 

◎ワイン[アルコール度数14度]:1/4本(約190ml) 

◎日本酒[アルコール度数15度]:1合(180ml) 

◎焼酎[アルコール度数25度]:0.6合(約110ml) 

◎ウイスキー[アルコール度数43度]:ダブル1杯(約60ml) 

アルコールはなかなか抜けません。 

体重約60kgの人が1単位のお酒を30分以内に飲んだ場合、アルコールは約3~4時間体内にとどまります。 

2単位の場合ではアルコールが体内から消失するまで約6~7時間かかります。個人差があるために、お酒に弱い体質の方や女性は長い時間がかかってしまいます。また、深夜まで飲んでいると翌朝起床後まで体内にアルコールが残っているため、二日酔いとなってしまいます。 

楽しい場では結構な量を飲んでしまうことがあるかと思います。アルコールは意外と抜けないものだと自覚し、楽しくお酒とつきあいながら翌日の仕事に支障がないように心がけていく必要があるのです。 


「合流時のウインカーは右?左?」

教えてください。今度、友達と高原へドライブに行く予定なのですが、途中に通る高速道路や一般道路で合流をする場合、ウインカーは右と左のどちらを出せばいいのですか? 

回答

運転が慣れたドライバーでも合流時のウインカーの方向を悩みます。側道から本線へ斜めに接続する道路は右と左のどちらも間違えてないような気がしますし・・・。 

実は道路の構造「交差点」「付加車線」によりウインカーの方向が異なるのです。 

交差点の場合は、本線へ左折することになるので「左ウインカー」。付加車線の場合は、合流する右側の本線と並行する付加車線を走りながら進路変更をして本線へ入ることになるため「右ウインカー」となります。 

しかし、実際は「交差点」なのか「付加車線」なのかわかりにくいケースがあるかもしれません。

したがって、次のように整理するといいでしょう。

●合流時に一時停止があれば「交差点」、なければ「付加車線」

●本線に合流する形に近い交差点では「右ウインカー」 

●ハンドルを切る方向にウインカーを出す 

ウインカーは安全のための合図です。

「合図は3秒前に出す」というルールをきちんと守り、冷静な運転を心がけましょう。 

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