◎質問「運転中のお礼や合図」
クルマを運転中、道を譲ってくれた際に対向車や後続車等へお礼をしたいのですが、ルールはありますか?
回答
対向車や後続車、前方車両に合図やお礼をする場合、意思疎通ができないと事故につながる可能性があります。
多くのドライバーが行う合図は次の 3 つがあります。
※地域性によって違う場合もございますので、ご了承下さい。
① パッシング・・・車のヘッドライトのハイビームを点滅させる。
・後続者が ➡ 「進路を譲れ」という合図
・交差点や右折する時に対向車が ➡ 道を譲ってくれている合図
・何もないところで ➡ 「ライトが点きっぱなし」「ハイビームになっている」
② ハザード・・・前後左右全てウインカーを点滅させる。
・高速道路などで前方車両が ➡ この先で渋滞しているので減速してという合図
・道を譲った際に譲ってもらった車が 1〜3 回点灯 ➡ ありがとう
・強引な運転をしてしまった ➡ ごめんなさい
③ クラクション・・・警告音を鳴らす。警笛。
クラクションは道路交通法第 54 条で「左右の見通しのきかない交差点」「見通しのきかない上り坂の頂上
で標識による指示がある場所」等が使用すべき場所と定められています。これ以外では感謝の意味で鳴らす
ことがありますが、状況によってはトラブルのもとになる可能性があるので注意が必要です。