どのくらいでお酒がぬけるのかを知る前に「お酒の1単位」というものを知る必要があります。
■お酒の1単位とは
アルコール摂取量の基準とされるお酒の1単位とは、純アルコールに換算すると20gとなります。1単位をアルコール飲料に換算すると、ビール中びん1本(500ml)・缶チューハイロング缶1本(500ml)・日本酒1合(180ml)が目安です。
※純アルコール量を計算する式は以下となります。
■アルコールは意外にぬけないものです。
体重約60kgの人が1単位のお酒を30分以内に飲んだ場合、アルコールは約3~4時間体内にとどまります。
2単位の場合ではアルコールが体内から消失するまで約6~7時間かかります。個人差があるために、お酒に弱い体質の方や女性は長い時間がかかってしまいます。また、深夜まで飲んでいると翌朝起床後まで体内にアルコールが残っているため、二日酔いとなってしまいます。
宴会や飲み会など、コロナの影響で開催されることが少なくなったとはいえ、家飲みなどでのんびり飲み続けてしまい、結構な量を飲んでしまうなんてこともあるかと思います。アルコールは、意外とぬけないものだという自覚をもって楽しくお酒とつきあい、翌日の仕事に支障がないようにこころがけていく必要がありますね。