警察庁は、2022年7月15日からパブリックコメントの意見募集を開始しており、その意見募集要領の中で、アルコール検知器の使用義務について「当面の間延期する方針」が明らかになりました。
■アルコール検査義務化の延期に対する背景
意見募集要領の記載内に延期検討の背景として、アルコール検知器の供給状況を踏まえてのことが記述されています。実際に、今なお解消されない半導体不足や全国から発注が一斉にあったことなどを背景に、在庫確保が困難なメーカーも存在しています。
■アルコール検査義務化の延期期間について
2022年7月15日において、「当分の間、アルコール検知器の使用義務化に係る規定を適用しないこととする(新府令附則第6項関係)」と意見公募要領に記載されており、延期期間は記されていません。
現状、延期期間は未定であるため、パブリックコメント締切後に警察庁から何かしらの発表があると思われます。引き続き動向を注目する必要があります。
警察庁の参考URL:https://www.npa.go.jp/bureau/traffic/insyu/index-2.html