
アップデート版「地震がきたらどうする?」
2024年8月、宮崎県日向灘を震源とする地震の直後、史上初めて発表された「南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)」。スーパーの棚から水や米が消え、旅行や行事が相次いでキャンセルされるなど、「何を、どこまで備えればよいのか」という戸惑いが社会全体に広がりました。
「巨大地震注意」は「今日明日必ず地震が来る」という予報ではありませんが、発生可能性が平常時より高まっていることを示し、備えを再確認する「猶予期間」を与えるものでした。あれから1年半以上が経過した今、私たちが向き合うべきは、過去の常識をアップデートした「最新の備え」です。
1.最新の「備え」:情報とストックの再整備
従来の食料・水の備蓄に加え、現在は「情報の孤立」をいかに防ぐかが重要視されています。
自治体の防災アプリには、現在地に基づく避難ルートのリアルタイム表示機能が強化されています。事前に自分の避難行動計画(マイタイムライン)をデジタル上で作成しておくことで、いざという時に「いつ、どこへ動くべきか」が即座にわかります。また、災害情報共有システム「Lアラート」の進化により、避難所の混雑状況や給水所の開設状況もリアルタイムで把握できるようになりました。複数の避難所候補をアプリに登録しておく習慣をつけましょう。

大規模災害時にはモバイル回線が必ず混雑します。災害時無料Wi-Fi「00000JAPAN(ファイブゼロジャパン)」の接続手順を今一度確認し、近隣の「確実に通信できるスポット」を把握しておくことが事業継続の第一歩です。
備蓄は「最低1週間分」が推奨されています。特に徹底していただきたいのが、車の燃料を常に半分以上に保つ「満タン運動」です。災害時、ガソリンスタンドは長蛇の列となります。燃料はエアコンや充電、一時避難の場にもなる「命綱」と考えてください。
2.発生時の「対応」:場所別の行動指針
オフィス街や繁華街では、老朽ビルの外壁・看板・窓ガラスの落下リスクに要注意です。屋外では鞄で頭上を守り、できるだけ広い空間へ移動してください。
運転中は「ハザードランプの点灯」と「急ブレーキを避けた緩やかな減速」が鉄則です。車を置いて避難する際は、道路左側に停車し、キーは車内の見えやすい場所に置き、ドアロックはせずに避難してください。
海岸・河川付近では「より速く、より高く、より遠く」を徹底してください。津波は河川を遡上するため、海から離れていても油断は禁物です。
3. 進化する「緊急地震速報」の活用
2025年度から緊急地震速報は海底地震計データを活用した新アルゴリズムへ更新され、猶予の数秒をより正確に伝えられるようになりました。この数秒で火を止めに行ってはいけません。まず「シェイクアウト(低く・頭を守り・動かない)」を反射的に行えるよう習慣化しましょう。
組合員の皆様へ : 今日からできる一歩
地震は防げませんが、「想像力」と「準備」で被害は最小限に抑えられます。車内に簡易トイレ・モバイルバッテリー・スニーカー・飲料水・非常食を常備することで、車は「動く備蓄庫」になります。今日この記事を読み終えた瞬間の行動が、あなた自身と大切な従業員・家族を守る力となります。


ETCや交通にまつわる素朴な疑問や最近の情報について、ガイド見習いの「ガイドちゃん」が、情報屋の「ETCぼうや」に“ちょっと聞いてみる”コーナーです!
『2026年4月から自転車の青切符制度が始まります!』

ねぇ、4月から自転車に新しい制度が導入されるって本当??
詳しく教えて!ETCぼうや!

本当だよ!2026年4月1日から自転車にも「青切符(反則金)」制度が導入されるよ!
これまで自転車の交通違反は、よほど悪質でない限り刑事罰として扱われないことが多かったけれど、今後は車やバイクと同じように反則金が科される仕組みになるんだよ。

対象は16歳以上の自転車利用者で、「ながらスマホ運転」は12,000円、「信号無視」や「逆走」「歩道通行」などの通行区分違反は6,000円、「一時不停止」や「ブレーキ不良」は5,000円など、違反内容ごとに反則金が設定されているんだ。イヤホンをつけたままの運転や傘差し運転、2人乗りなども対象になる場合があるよ。
特に危険性が高いとされているのがスマートフォンを操作しながらの運転で、歩行者との事故が増えていることから、最も高い12,000円の反則金が設定されたんだ。
警察庁の調査では、自転車事故の多くが交通ルール違反が関係していることが分かっているんだ。だからこそ、自転車も「車の仲間」として、信号を守る、左側を通行する、夜はライトを点けるなどの基本ルールを守って、安全に利用することが大切なんだよ

自転車にも青切符が導入されるんだね! 今までよりルールがはっきりするのはいいことだけど、普段あまり意識していない人はちょっとドキッとしちゃうかも。自転車も「車の仲間」なんだって改めて思ったし、これからは交通ルールをしっかり守って安全に乗りたいなって思ったよ!

