特集「あぁ眠い、運転中なのに」
今年はなかなか夏が終わりません。気温が高い夜は眠りが浅くて疲れが取れません。そんな状況での運転はとても危険です。そこで運転中の睡魔について考えます。
【原因】
① 過労・睡眠不足
長時間労働や働きすぎで過労状態になると、意識レベルが低下し普段の判断ができない場合があります。
睡眠不足の原因は「夜更かし」から「睡眠障害」まで状況に違いがあります。アメリカのある機関の調査によると睡眠時間に対する事故発生率は次のようになっているとのこと。
4時間以下:11.5倍 / 4~5時間:4.3倍 /5 ~6時間:1.9倍 / 6~7時間~1.3倍。
② 生活習慣・運転する時間帯
今は生活スタイルが多様化しています。主に生活リズムの乱れや昼夜逆転、運動不足が挙げられます。
時間帯別では、早朝の午前3~4時と午後3~4時に居眠り事故が多発しています。逆に就寝時間の2~4時間前は「睡眠禁止帯」と呼ばれ、眠気が少ない時間帯です。
③ 疾病や薬
原因①とも関連していますが、睡眠時無呼吸症候群や睡眠不足症候群等の治療が必要なケースもあります。
また、治療薬の中に眠気を引き起こす成分が含まれているものもあります。
【対策】
① 仮眠
10~15分程度の仮眠でも眠気が取れて快適な運転ができます。
② カフェインを摂る
起きている時間に比例して脳に睡眠物質がたまります。カフェインはこの睡眠物質の働きをブロックします。カフェインを摂ってから効果が出るまで15~30分のタイムラグがあるので早めの対応が大切です。
③ 同乗者と会話する
人と会話は眠気に有効な方法です。しかし携帯電話で話をすることは禁止です。
④ 車外の空気を吸う・体を冷やす
交感神経を刺激すると目が覚めてきます。窓を開け換気して室温を少し下げたり、
冷たい水で顔を洗ったりすることが有効です。
⑤ 明るい光を浴びる・体を動かす
昼間なら日光を浴びる。夜ならコンビニエンスストアやサービスエリアに立ち寄ってみましょう。特に青い光が効果的です。リズム運動は脳を目覚めさせセロトニン神経を活性化させます。
日頃からできる対策は十分な睡眠です。起床後に朝日を浴びればその日がすっきり活動でき、夜の眠りの準備も整います。規則正しい生活を送り、安全運転を心がけましょう。
ETC や交通にまつわる素朴な疑問や最近の情報について、ガイド見習いの「ガイドちゃん」が、情報屋の「ETC ぼうや」に“ちょっと聞いてみる”コーナーです!
「 ETCクレジットカードの場合のインボイス対応」
インボイス制度が発足してから1年経ったね!
でもETCクレジットカードのインボイス対応ってどうするんだっけ??
もう1年経つんだね!じゃあ、ETCクレジットカードのインボイス対応を解説していくね!
通常、ETCクレジットカードの利用明細書はインボイスに対応していません。
ETCクレジットカードの利用明細書は、原則としてインボイス制度の「適格請求書」には該当しないんだよ~。ETCの利用明細書には、税額控除を受けるために必要な、取引の相手方、取引年月日、課税標準額、税率、税額などの情報がすべて記載されていないからなんだ。
ETCクレジットカードの場合のインボイス対応は?何をすればいいの?
ETCクレジットカードの場合のインボイス対応は以下の2点を併せて保存する必要があるよ!
●クレジットカード会社から受領する「クレジットカード利用明細書」を保存する
●ETC利用照会サービスから利用証明書をダウンロードし、保存する
ただ、利用証明書をダウンロード・保存するには、ETC利用照会サービスの登録が必要だったり、利用した道路会社を調べたりする作業が発生して、とても手間なんだ・・・
協同組合のETCカードは、発行される請求書がそのままインボイス対応になる!
2023年9月15日に国税庁より、インボイス制度が開始されることに伴って、『組合が任意の一取引の「利用証明書」を取得・保存することにより、組合が発行する請求書が適格請求書となる』という緩和措置を発表したよ。この緩和措置によって、協同組合から発行される請求書がそのまま適格請求書になるから、ETC利用照会サービスの登録や利用証明書のダウンロード・保存は不要になるんだ!
協同組合を利用すれば、インボイス対応やカード管理も組合にお任せできて便利だね!
インボイス対応に困っている企業様がいたら、是非おすすめしたいね!