もうすぐ芽が出る
~ 新年のご挨拶にかえて ~
種の中の芽は曲がっていて硬い殻を破ろうとする命の力であふれています。
そして、発芽した芽は太陽を目指します。
丑(うし)という文字にはそんな意味が込められているのです。
2021年が皆様にとって光いっぱいの一年になりますよう心から願っております。
雪の高速道路の注意点
1月8日頃から日本海側を中心に大雪の影響が出ております。
普段は雪が降らない地域でも山間部では道路が凍結している場合があります。通行の際はくれぐれもご注意ください。 そこで、雪の高速道路走行時の注意点についてまとめます。
◎なぜ冬の高速道路は注意が必要なのか?
場所や時間によって路面状況が変化するからです。橋の上やトンネルの出入り口は他の場所よりも気温が低く、路面が滑りやすい危険な場所です。昼間は路面が濡れているだけの状態でも夜間に気温が下がると滑りやすくなります。気温が下がる朝晩の走行は昼間とは全く状況が違うので十分な注意が必要です。
◎高速道路上で除雪作業に巻き込まれたら?
凍結防止剤散布中は追い越し禁止です。凍結防止剤は「塩」を含んでおり、作業車に接近しすぎると車両の塗装面に当たる場合があります。車間距離を十分にとって走行してください。走行後は車両の洗車をお願いします。
◎高速道路走行中に冬用タイヤ(滑り止め装置)規制になったら?
高速道路走行中の場合、最寄りのチェーン装着場、PA、SAでチェーンを装着してください。スタッドレスタイヤで走行している場合はそのまま走行可能です。 積雪量や凍結状況によっては全車輪が冬用タイヤでも、チェーンを装着しないと走行できない緊急措置(「全車両チェーン装着規制」)が行われることがあります。
◎冬用タイヤ(滑り止め装置)規制とは
規制が実施された場合は、スタッドレスタイヤもしくはチェーン装着の確認のため、本線上やインターチェンジで一旦車両を止め、係員がチェックします。
◆チェーンを携帯している場合:チェーン装着場にてチェーン装着後、走行可能。
◆チェーンを携帯していない場合:もよりのインターより一般道へ流出、高速道路流入前であれば流入不可。
※ご注意/高速道路の路肩では、チェーンの取付け・取り外しはしないでください。
■協同組合って何?
私どもが自己紹介で「協同組合」という言葉をお話しすると「労働組合ですか?」とよく聞かれます。
「労働組合ではないんですよ」
「違うんですか・・・では、どう違うんですか? 同業者の団体ですか?」
「同業者の団体でもないんです・・・」
「株式会社とは違うんですか?」
「はい、株式会社ではないんです」
このような問答になってしまうのです。
◎協同組合とは?
協同組合とは、中小事業者を組合員とする組織です。大企業の方でも「中小企業等協同組合法第七条第3項」により公正取引委員会へ当組合が届け出ることでご加入いただけます。
組合員同士が互いに協力し、相互扶助の精神にもとづいて、経営の合理化や経済的地位の向上・改善を図るための共同事業を行っております。
◎協同組合の目的
組合員様1社はひとつのチカラです。しかし、協同組合が架け橋となることで大きな事業体を創り、その事業体の「数のチカラ」をフル活用して組合員様の経費削減につなげ経営発展に寄与します。
◎協同組合の推進活動
協同組合に加入される組合員様が増えることで、メーカーやサービス提供事業者により良い条件を働きかけることができます。より良い条件が得られれば、組合員様へも還元することができるのです。
これからの時代は「支えあう」ことが重要になります。今後、当組合は今まで以上に組合員様をサポート・支援できるようETCやガソリン・リース以外の分野にも事業の枠を広げていきます。「困ったときの相談窓口」として当組合を活用していただけるよう職員一同、これからも進んでまいります。
新型コロナウイルス感染防止と体調管理
新型コロナウイルスの感染拡大が止まりません。政府は1月7日、東京、埼玉、千葉、神奈川の1都3県に緊急事態宣言の再発令を決めました。さらに13日、対象地域に大阪などの関西3府県、愛知、岐阜の東海2県、そして福岡と栃木の合わせた7府県を追加しました。
今回の緊急事態宣言は「感染リスクの高い場面に絞って効果的・重点的な対策を徹底する」としています。具体的には、飲食店に対する営業時間短縮要請、夜間の外出自粛の要請、テレワークの推進などです。新型コロナウイルスの感染が拡大してから多くの方が心身に不安やストレスを抱えています。そこへさらに緊急事態宣言が再発令され、今まで以上に心身へ負荷がかかることが予想されます。そこで「新しい生活様式」の実践をふまえ、私たちの体調管理について考えたいと思います。
【運動不足による身体的不調】
外出自粛だけでなく、在宅勤務(テレワーク)の普及により通勤時間や取引先への訪問等、身体活動量が減少しています。今後「新しい生活様式」が実践されると、従来通りに身体活動を続けることは難しいため定期的・継続的に運動習慣を身につける必要があります。
【人との接触減少による心理的不調】
外出自粛をした際の最も大きな変化は人との接触の減少です。
私たちは「人と接すること」でストレスを少しずつ解消します。そのため、不安な気持ちを誰にも話すことができない状態が続くとストレス過多となる可能性があります。
しかし視点を変えてみると、今は様々なツール(電話やインターネット、スマートホン、TV電話等)やアプリが普及しています。それらを積極的に活用して交流の輪を広げることが重要です。
【身体的・心理的不調からの生活的不調】
身体的・心理的不調は食事や睡眠と深い関係があります。
運動不足解消に努め、様々なツールを用いて人と接することで生活にリズムを作ることができます。あわせて質の良い食事を摂ることができれば、「運動・交流・食事・睡眠」という善循環につなかるのです。
※参考:一般財団法人日本生活習慣病予防協会HP http://www.seikatsusyukanbyo.com/
マスクを着用しましょう。
ユニバーサルマスク。「無症状の人も含めてマスクを着用する」という考え方で、「新しい生活様式」で提唱されて広く認知されるようになりました。
この「ユニバーサルマスク」という考え方は新しいため、提唱された時点では十分な科学的根拠がありませんでした。しかし、新型コロナウイルス感染症の流行から1年近くが経ち、ユニバーサルマスクの効果に関する科学的根拠がそろってきました。
今のところ、マスク着用が推奨されるのは換気が不十分な屋内や混雑した交通機関内のみで、人との距離が十分に保たれる場合や屋外、また2歳未満の子どものマスク着用は推奨されていません。
マスクを装着することでマスク表面にウイルスが付着し、さらにそれを手で触ることが感染のリスクとなることも考えられます。飛沫を浴びるなど明らかに汚染した場合には、こまめにマスクを交換する必要があります。感染予防のためにはマスク着用以上に手洗いをこまめに行うことが重要です。 マスクの着用は非常に重要ですが、マスクをつけているから安心というわけではではありません。基本的な感染対策もおろそかにしないよう心掛けましょう。